香港レポート
2009/11/27
香港の仕事事情(メディアのアンケートより)
このほど香港のメディアが、社会人と子供に職業についてのアンケートを採りました。香港人の職業感が見えてきます。
(1)仕事への満足度
1位:金融業 2位:保険業 3位:不動産業
香港は、国際金融センターとしての機能があり、金融関係の仕事に携わることがステータスとなっているようです。また、香港は不動産の売買や賃貸が活発に行われる地域であり、大きな資金が動くことから、不動産業もやりがいのある仕事のひとつのようです。
(2)男女別平均月収
男 性: 12,000香港ドル(約144,000円)
女 性: 8,500香港ドル(約102,000円)
一見すると男性が優遇されているようですが、そうではありません。月給20,000香港ドル以上の女性の多くは、50歳前後でリタイアするため、男女の平均月収に差が出てしまうのです。業種別の内訳を見れば男女の差はなく、ホテル、不動産、観光関係においては、女性のほうが収入が高いケースもあるようです。
(3)子供の憧れの職業は?
1位:教師 2位:医者 3位:警察
調査は、6~13歳の子供を対象に行われました。子供は、初めて接する大人の職業が憧れの対象となるようです。3位以内の職業は、正義感を感じるからというのも大きな理由のひとつです。これが、大学生になるとランキングは一変、1位:会計士、2位:金融マン、3位:医者(2008年中文大学進学調べ)という順となり、夢よりも現実を重視した発想になるようです。
中国第3四半期のGDP成長率が8.9%へ
中国国家統計局は、今年1月~9月の国内総生産(GDP)が21兆7,817億元(約2,290兆円)となり、前年同期比で7.7%増加したと発表しました。第3四半期の増加率は、前年同期比で8.9%となり、第2四半期と比べて1ポイント上昇しました。今年に入っての中国のGDP成長率の推移は、第1四半期6.1%、第2四半期7.9%、第3四半期8.9%と順調に回復してきており、この調子であれば第4四半期は9%程度の成長が見込まれ、年初に中国政府が目標とした年間GDP成長率8%を達成することが確実視されています。
しかしながら、依然として、これまでの中国の成長を牽引してきた輸出は低調であり、中国政府の4兆元(約60兆円)に上る経済刺激策による効果が大きいのは確かです。このように経済が自立回復していない状況では、中国経済は、まだまだ不安定な状況にあるといえます。
ワイン&ダインフェスティバルが開催
香港では、2年前からワイン関税が撤廃され、世界中から様々なワインが輸入されるようになりました。香港政府は、関税撤廃を契機に香港をワインのハブ地域にしようと、ワインの輸入やオークション、ワイン祭りなどを奨励しています。
10月30日から11月1日まで、香港の西九龍地区で香港観光発展局の主催による「ワイン&ダインフェスティバル」が開催されました。この祭典には、世界15の国や地域から約200の業者が出展し、300種類以上のワインと150種類以上のグルメを展示しました。
当日は香港市民であふれており、大変な盛況ぶりでした。150香港ドル(約1,800円)でワインを飲めるチケットを購入し、皆さん色々な国のワインを楽しんでいたようです。来年は、山梨県のワイナリーも出展すると良い宣伝になると感じました。