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これからの経理リーダーが身につけたい4つのスキル
「効率仕事力」「計数管理力」「財務提案力」「経営貢献力」


日 時 2019年9月19日(木)10:00〜17:00
会 場 ホテルクラウンパレス甲府
(甲府市朝気1-2-1 TEL:055(233)0777)
講 師 一般社団法人経理革新プロジェクト 代表 税理士
 児玉 尚彦 氏
対 象 経理財務部門管理職、経理財務担当者の皆さま

プログラム
【はじめに】経理人材に必要なスキルとキャリア戦略
(1)「仕事ができる」経理はどんな働き方をしているのか?
(2)企業活動のPDCAを経理が4つのスキルで支援
(3)これから勝ち残る経理のためのキャリアアップ戦略

1.『効率仕事力』で経理部門の業務効率を向上させる
(1)事務作業時間を4分の1にして生産性を高める
(2)経理事務フローを分析し改善検討
   ・伝票書類の流れ、担当者、処理件数、作業時間
(3)アナログ環境をデジタル化して作業効率を3倍アップ
(4)業務システム間のデータ連動による自動化
(5)仕事の属人化の解消
(6)経理のアウトソーシング活用法

2.『計数管理力』をつけて会社の異常値をキャッチする
(1)いま重要視されている経営指標の意味と自社活用
   ・ROE、ROIC、CCC、EBITDA、FCF
(2)月次業績管理における問題点の見つけ方
   ・自社の収益構造を分解して「額」と「率」で分析
(3)経理に必要な財務分析スキルと数字の見方
   ・財務ツリー分析、収益力分析、資金効率分析
(4)運転資金の回転でキャッシュフローを重点管理
(5)決算前の経営診断で格付けアップ
   ・安全性、収益性、成長性、返済能力の測定と評価
(6)企業価値を上げる最適資本構成とは
   ・財務評価を高めるバランスシートの構造を把握
(演習)経営分析を活用した財務の健全化対策

3.『財務提案力』の差が経理の評価を大きく変える
(1)社長に評価される財務報告の3つのポイント
   ・会計が苦手な経営者や幹部へはこうやって説明する
(2)財務三表を図で解説するExcelグラフの作り方
   ・BS/PL対比グラフ、移動年計グラフ、収支推移グラフ
(3)キャッシュフローの改善課題を明瞭化する図解法
(4)経理が知っておくべき業界動向の情報収集法と使い方
(5)財務プレゼン資料の作成と社内での実践
(6)経営に役立てるための月次決算報告の改善ポイント
(事例)同業他社の経営指標と財務提案への活かし方

4.『経営貢献力』を財務計画・予算編成で発揮する
(1)事業部門との予算編成会議を仕切る
   ・管理会計の視点で変動費・固定費を検証
(2)販売計画から資金繰りをシミュレーション
   ・CCC(運転資金回転日数)の改善3年計画
(3)設備投資計画を収益率と回収期間で判断
   ・経理のROIC予測が過剰な設備投資を抑制する
(4)成長期と成熟期で変わる財務戦略
(5)金融経済動向の変化に対応した銀行との交渉術
(6)中期経営計画の実現を裏づける財務計画を策定
   ・3年後のバランスシートとキャッシュフローをデザイン

【まとめ】持続的に成長するための効果的なアプローチ
(1)4つのスキルの効果的な磨き方
(2)自分の強みの確認と今後取り組むべき課題の総点検
(3)「経理力」がアップする参考図書の紹介

セミナーのねらい
企業経営を取り巻く環境の変化のスピードは年々速くなり、経理社員に対しても会社への高い貢献度が求められています。そこで、本セミナーでは、経理部門に期待されている役割を整理しながら、経理業務の実務面において必要とされる「効率仕事力」「計数管理力」「財務提案力」「経営貢献力」の4つのスキルを身につけていきます。経理社員がキャリアアップしながら、今後さらに活躍していくことができるようになることを目指します。

講師プロフィール
一般社団法人経理革新プロジェクト 代表・税理士
 企業の税務会計顧問のほか、経理業務の効率化、財務体質の改善などを中心に活動。講師を務める「経理財務セミナー」には9,000社以上が受講、企業経営に貢献できる経理社員の育成を支援している。
URL http://www.keiri4970.com

(著書)
『35歳までに身につけておくべきプロの経理力』(日本実業出版社)
『3年で「経理のプロ」になる実践PDCA』(共著:日本実業出版社)
『会社のお金はどこへ消えた?』(ダイヤモンド社)
『「少人数で儲かる経理」はこうつくる』(日本実業出版社)
『新版 ココまでできる経理の合理化』(日本能率協会マネジメントセンター)他

《 参加費 》 3,000円 (テキスト代、昼食代含む)
《 定 員 》 60名(1社3名まで 先着順) 

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