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熱中症とは?熱中症に気を付けよう!

今年もいよいよ暑い夏を迎えます。毎年暑さが厳しくなっていきますが、今回の記事では熱中症について取り上げます。熱中症とは?熱中症の怖さ・熱中症を防ぐための方法・熱中症警戒アラートなどについてお伝えできればと思います。

熱中症の知識を付けて、健康に今年の夏を乗り切りましょう!!

熱中症について

例年5月頃から一気に熱中症リスクが高まってきます。近年良く耳にする、熱中症警戒アラートですが、2025年は4月23日から開始され10月22日までの間全国で運用されます。
厚生労働省ホームページには熱中症について、「高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていない時でも発症し、場合によっては死亡する可能性もあります。」と記載があります。
発症する要因としては「環境」・「からだ」・「行動」の3つが上げられ、夏の気温上昇が激しい近年では社会に大きな影響を与える問題になっています。

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出典:環境省熱中症予防情報サイト「熱中症の基礎知識」

また、熱中症は日々の生活習慣も大きな関係があると言われています。高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病があると熱中症診断リスクは1.5倍程度に、入院リスクは2~5倍程度に跳ね上がります。たとえば、継続的な歩行習慣で生活改善を行い、暑さに「からだ」を慣らすことで熱中症の重症化を予防する効果があることが期待されています。生活習慣の改善も図っていきましょう。

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出典:熱中症白書インフォグラフィック April2025(住友生命保険相互会社 発行)

熱中症警戒アラートが発生したら

近年よく耳にする「熱中症警戒アラート」とは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、各都道府県に存在する暑さ指数情報提供地点のいずれかにおいて、暑さ指数(WBGT)が33に達する場合に発表されます。暑さ指数が28を超えると一気に熱中症患者が増えて、33で救急搬送が急増します。
暑さ指数が35を超えると「熱中症特別警戒アラート」が発表され、広域的に過去に例のない暑さになり、人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがあります。熱中症警戒アラートが出た場合は直ちに運動などは中止し、外出は出来るだけ避け、日陰など涼しい場所に移動する、水分・塩分を定期的に補給するなどが必要になります。
 2025年6月からは「暑さ指数28以上または気温31度以上の環境下で連続1時間以上または1日4時間を超える作業を要する」際に、事業者にも熱中症対策を講じることが義務化されており、国としても取り組みを進めています。

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出典:環境省熱中症予防情報サイト「熱中症の基礎知識」

近年の気温上昇の影響から熱中症患者も急増しており、2024年の熱中症での救急搬送者は97,578人、死亡者数は2022年1,477人・2023年1,651人・2024年2,033人と急増しています。日々の気温と同じく、環境省から出される熱中症警戒アラートも意識していく必要があります。

出典:総務省消防庁HP(熱中症情報)
厚生労働省HP(熱中症による死亡数 人口動態統計)

熱中症を防ぐには?(もし発症してしまった場合には?)

まずは日々の気温や熱中症警戒アラートなどを天気予報などから常に意識をしておくことが大切になります。それに加えて、「環境・からだ・行動」の3つの要因も意識して、「衣服を工夫する」・「日差しを避ける」・「飲み物を持ち歩き水分補給を適宜行う」・「休憩を適宜取る」・「塩分を程よく摂取する」・「睡眠環境を快適に保つ」・「丈夫な体を作る」などを行っていきましょう。
 
もし熱中症が発症してしまった場合は?
熱中症を疑う症状の代表例は「めまい・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・倦怠感・高体温」などがあげられます。このような症状が出た場合は、「涼しい場所への移動」・「からだを冷やす」・「水分補給を行う」など基本的な対処を行い、症状が改善されない場合は直ちに医療機関にかかるようにしましょう。

山梨県内の気温(甲府市が歴代12位)

熱中症についてここまでお話をしてきましたが、山梨県のことも紹介したいと思います。甲府市では2013年8月に歴代12位の40.7度を観測しております!!
気温40.7度は「熱中症特別警戒アラート」が発表される気温になり、屋外への外出を控える必要のある危険な気温になります。
山梨県は広大な甲府盆地が広がる盆地気候で、盛夏には連日35度を超える気温になります。
山梨県内の最高気温の歴代5位
1位:甲府「40.7度・2013年8月」
2位:勝沼「40.5度・2013年8月」
3位:大月「39.9度・1990年7月」
4位:切石(身延町)「39.2度・2016年8月」
5位:南部「38.9度・2016年8月」
日本でも有数の暑さになります。
「熱中症特別警戒アラート」は盛夏には連日発表されることも起こり得ます。2024年から山梨県では暑さ対策の避難場所として、暑さをしのげる「クーリングシェルター」を市役所や公民館など県内35箇所で開設しています。クーリングシェルターはエアコンの効いたスペースに、ベンチや給水所などが設置されており、暑さをしのげる施設になっています。自治体としても暑さ対策を意識して取り組んでいる状況になります。

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出典:国土交通省HP

クーリングシェルターマーク

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出典:環境省熱中症予防情報サイト

暑い夏を乗り切るには

山梨県内にも暑い夏を乗り越えるのにぴったりな食事メニュー・ひんやりスポットが多数存在しています。ここからはその紹介をさせていただきます。夏場を乗り越えるために食事・ひんやりスポットを巡るなど楽しく夏を過ごしましょう!!

冷やしほうとう(おざら)

山梨県内では6月頃からの夏場に冷やしたほうとうの「おざら」が食事処で出されることがあります。ほうとうは山梨県内のソウルフードで春夏秋冬いつでも温かく美味しい料理になります。そして夏場には冷やしたつけ麺のような形式の「おざら」として提供されます!!この夏是非「おざら」を食べて夏を乗り越えてみませんか?

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富士山

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富士山には富士五湖を中心として、夏場にも沢山の観光客が押し寄せます。富士山麗は宿泊地・森林・湖畔など夏場に涼を得られる快適なスポットが多いですが、次に紹介する富岳風穴など大自然・富士山の雄大さを感じるひんやりスポットもあります。

富岳風穴

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河口湖町にある、富岳風穴は国の天然記念物に指定されています。中に入るとひんやり涼しく、平均気温は3度になります。お子さまやお年寄りでも歩きやすい、横穴型洞窟で、暑い夏に涼を求めるにはぴったりの場所になります。

昇仙峡

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甲府市の北部にある昇仙峡は国の特別名勝にも指定されており、マイナスイオンが感じられる場所になっております。紅葉の時期も有名ですが、夏の時期も付近の仙娥滝も含めて涼を感じられる場所になります。




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Mr.D.Y38歳
メディケア生命保険株式会社 金融事業推進部 兼 営業企画部 営業企画室
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

保険会社・保険ショップで個人・法人営業などを経験。
メディケア生命にて銀行窓販での保険販売の推進業務に携わる。
山梨県の昇仙峡には学生時代にバイクで良く出かけました。
現在は車通勤から電車通勤になり、毎日約10,000歩を歩いています。
自身のWell-Beingのためにダイエットも推進中になります!!

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