
文化沼~ジャンルレスでとびきり面白い価値に出会えるカルチャーショップ&スペース
甲府に「なんかいいな」を感じる場所を作りたいから始まったショップづくり

甲府市役所の向かい「ダン喫茶店」の建物2階に店を構えるカルチャーショップ&スペース「文化沼」。2023年6月にオープンして以来、オリジナルグッズありアーティスト企画展ありとショップの垣根を越え、ジャンルレスでとびきり面白い価値に出会える場をつくっています。

運営しているのは、WEB・映像制作事業を行うビジュアルアンドエコー・ジャパン(以下「VEJ」)。10年ほど前に同建物の3階に甲府事務所を開設し、長らく空き家になっていた2階を借りショップをオープンさせました。

「かつて甲府にあった商業施設パセオ(現在はココリという商業施設)のように、その時の流行りに沿った『なんか、いいな』を感じる場所にしたかった。」と話すのは、「文化沼」店長を務める清水柊子さん。ファッション、アート、音楽、酒といったカルチャーが交差する「文化沼」の顔として活動しています。
オリジナル雑貨、セレクトしたZINEやレコード。
じっくり物色し、好きなものを見つけに出かけてみては

店内には雑貨やレコード、不定期でテーマが替わるZINEが棚を賑わせ、オリジナルのアパレル商品は、さりげないロゴのTシャツ、キャップなどグッドデザインなものばかり。定期的にアーティストとのコラボレーション企画も行なっているため、イベント毎に販売する商品も個性豊かで人気が高く、クリエイティブな感性も刺激されるラインナップです。

「いつ来ても店の様子が違って新鮮!とお客様に言っていただけることがあるんです」と清水さんが話すように、机や棚はフレキシブルに変更できる仕組みになっており、イベントやアーティストの企画展に合わせて世界観を表現しています。不定期で開催される「スナック 沼」は、清水さんがスナックのママのような装いで店に立ち、音楽とともに「文化沼」と交流がある飲食店が普段店では提供しないメニューを振る舞うという、想像しただけでワクワクするおもしろ企画。
全く違うカルチャーで育った他世代同士が仲良くなって、そのまま飲みに行ってしまうことも多いとか。出会い目的で企画している訳ではないが、老若男女まで楽しめる "沼" 企画を打ち出しています。
ビルからまちへ。 文化の沼が広がる場所へ

「『文化の起点をよみがえらせたい』という思いから『文化沼』を設立しましたが、この約1年半実店舗というリアルな場所での経験を通して、目先の利益という観点ではなく自分たちがやりたいと思ったことと、社内外関係なく意識や想いに共鳴できるやりたいことがある人の表現の場として成り立っていることに気づきました。」と清水さん。

お客さんからは、「『文化沼』ができたことで『新しいことを知れた、街を歩くようになった』と言っていただくこともあります。」と話すように、単なる"モノ"だけでは終わらない、その先に広がる"コト"を提供し続ける「文化沼」。誰かと誰かを繋ぎ、ビルのワンフロアからまちのいろんな文化が広がる"交差点"のような場所にこれからも期待が膨らみます。
Article written by VALEM co., ltd.
文化沼
山梨県甲府市中央1-7-14パリスビル2F
※詳細は下記URLを参照してください。
https://bunkanuma.jp/
Instagram : bunkanuma