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"香港の喫煙事情"

2018年05月24日

 一般的に海外は、日本に比べて禁煙が進んでいると言われています。
 香港では、1982年に最初の禁煙法令が施行され、劇場やコンサートホール、公共交通機関などでの喫煙が禁止されました。その後、1998年、2007年に禁煙区域が拡大され、今では住宅など一部を除いた建物内や公共交通機関は全面禁煙となっています。また、違反した場合には、5,000香港ドル(約7万円)の罰金が科されます。
 その他にも、たばこのパッケージには喫煙により冒された肺の写真などが掲載されていたり、海外からの免税たばこの持ち込みは19本までに制限されている(1箱も持ち込めない)など、禁煙を進める取組みが積極的に行われています。また、一般的なたばこの値段も60香港ドル(約800円)と、日本に比べて割高になっています。
 こうした禁煙に関する諸施策により、香港の現在の喫煙率は11%と最初に禁煙法令が施行された1982年の23.3%から大幅に下がっています。 また、日本19.3%、韓国17.3%、米国11.4%、フランス24.1%、イギリス20.0%、ドイツ20.9%と比較しても低く、その結果として、2015年時点での香港の平均寿命は、男性が81.32歳、女性が87.32歳となっています。これは日本における平均寿命、男性の80.79歳、女性の87.05歳をそれぞれ上回り、男女とも世界一の平均寿命になっています。

 その一方で、香港の街の中では、多くの歩きタバコをしている人の姿を目にします。香港の中心街である中環(セントラル)、ここは日本で言えば東京の大手町などの官庁街と言った感じですが、こうした所でさえ、歩きタバコをしている光景を見かけることがあり、中には吸い終わった後、ポイ捨てをする人もいます。
 これは、香港ではいたる所に灰皿が付いたオレンジ色のゴミ箱が設置されており、その周りでの喫煙は認められているという事情があるからです。日本では都市部を中心に、市区町村単位で「路上喫煙禁止条例」が制定されており、違反した場合には2万円の罰金を科す条例もあります。その甲斐もあって東京都心部などでは、歩きタバコをしている人をほとんど見かけません。  

 このように、香港では禁煙に対する取り組みが進んではいますが、屋外での規制はそう厳しいものでありません。これは、そもそも禁煙については個々人の問題であり、マナーやモラルに関することまでは規制する必要はない、との考え方によるものなのでしょうか。いずれにしても、今のところ香港では、禁煙に関する新たな規制を検討している様子は見られません。

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