ヒガンバナ植栽活動15年 山梨市民有志 万力公園 秋の名所に

ヒガンバナ植栽活動15年 山梨市民有志 万力公園 秋の名所に

 山梨市民有志でつくる「万力公園彼岸花の会」による、同市の万力公園にヒガンバナを植えるボランティア活動が15年目を迎えた。昨秋に亡くなった斉間昭仁さん(享年62)の呼びかけで活動が始まり、秋の名所として定着しつつある。活動に長年携わる斉間さんの友人たちは「思いを途絶えさせないよう取り組んでいきたい」と決意を新たにしている。
 会や遺族によると、全国のヒガンバナの名所を見た斉間さんが「山梨市にも多くの人が訪れる空間をつくりたい」と公園内にヒガンバナを植えることを計画。斉間さんに声をかけられた友人や知人らが加わり、2012年に会が発足した。主に春と秋の年2回活動し、球根の植え替えや株分けなどを行っている。
 長年活動しているメンバーを中心に友人や知人を誘い、参加する顔ぶれは毎回異なるという。斉間さんが死去してから初めての活動となった6月21日は、遺族や市内の親子連れら計約40人が参加した。園路脇の地面にスコップで穴を掘り、ヒガンバナの球根を丁寧に植えていった。
 10年ほど前から活動に参加している同市上神内川の自営業小倉博さん(62)は「生前の斉間さんから『ヒガンバナを頼むぞ』と言われていた。多くの人に足を運んでもらいたいという遺志を受け継いでしっかりと活動を続けていきたい」と話している。

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