昇仙峡にワイファイ整備 市、観光客の利便性向上へ
甲府市は、昇仙峡の飲食店や土産店などが密集するエリアにWi-Fi(ワイファイ)を整備する。周辺を山に囲まれているエリアで電波が受信しにくく、インバウンド(訪日客)が電子決済を使用できず買い物しないで帰ることもあったという。市観光課の担当者は「観光客が不便なく楽しめる環境を整えたい」と話している。
同課によると、昇仙峡は山間地であることに加え、10~11月の繁忙期には大勢の観光客が訪れることで通信が混雑し、電子決済などが使用できなくなるケースがあった。近年は若者や訪日客を中心に電子決済を使用する人が増えていて、電子決済ができずに商品の購入を断念する人もいたという。
市は昇仙峡が日本遺産に認定されていることも踏まえ、観光客の満足度を上げようと整備を決めた。
対象は仙娥滝北側の飲食店や土産店などが密集するエリア。店舗の中などに計31のワイファイアクセスポイントを設置する計画。9月定例市議会に提出した一般会計補正予算に関連費用1,400万円を盛り込んだ。
10月中に整備を完了し、11月から使用できるようにする予定。同課の担当者は「秋の観光シーズンに間に合うように整備を進めていく。多くの人に昇仙峡の魅力を感じてもらいリピーターになってほしい」と話している。
山梨日日新聞社提供
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