AIデマンド交通試行 旧三珠町と富士見地区対象

AIデマンド交通試行 旧三珠町と富士見地区対象

 市川三郷町は、「交通空白」地域の解消につなげようと、AI(人工知能)デマンド交通「のるーと市川三郷」の実証運行を始めた。同町市川大門の富士見地区と旧三珠町エリアの住民が対象。利用者数や利便性を検証し、運行エリア拡大を検討していく。
 市川三郷町は、4月に町営コミュニティーバスの運行を見直し、利用者が少なかった旧三珠町エリアは週5日の運行を週2日に減らした。コミュニティーバスに代わる交通手段として、のるーと市川三郷の運行を決めた。
 旧三珠町と町役場や商業施設のある市川大門の市街地エリアで運行する。町が購入したミニバンを運行業者に委託して運行し、最大4人まで乗り合い可能。運賃は大人300円、小中学生100円、75歳以上200円、未就学児無料。支払いは現金のみ。
 利用には、町防災交通課の窓口や専用アプリなどで事前登録が必要。利用する際は、利用日の6日前から利用の15分前までに、電話か専用アプリで予約する。
 10月1日に町役場で開かれた出発式には遠藤浩町長や町議らが参加。遠藤町長は「住民の移動手段を確保することで、町民の利便性向上につなげたい」と話していた。
 実証運行を巡っては、国の補助を受けて公共ライドシェアに関する取り組みを行う市町村などに対し、山梨県が独自に補助を上乗せする制度を設けていて、市川三郷町は県制度を活用する。

山梨日日新聞社提供

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