体育館に柔道用畳
県は、富士吉田・富士北麓公園体育館に、柔道で使用するための畳を導入した。県柔道連盟(県柔連)によると、公共の体育施設への柔道用の畳の導入は、郡内地域では初めて。
畳は試合場2面分(計256枚)。取り外し可能で、使用する際は同体育館メインアリーナに敷設する。この柔道用の畳の導入への事業費は1,225万8千円。一部はスポーツ振興くじの収益を財源とした助成金を活用した。
県柔連によると、これまで県内での大会開催は、小瀬武道館など一部に集中し、会場不足が課題となっていた。開催地の分散化と、郡内地域の競技拠点づくりにつなげようと、県営の同体育館への設置を県に要望していた。
4月12日には畳の新設を記念した柔道教室が開かれ、県内の小中学生180人が参加。3月の全国高校選手権女子団体で準優勝した富士学苑高柔道部の矢崎仙子監督が講師を務め、寝技や立ち技などを指導した。参加者は新調された畳の感触を確かめながら、約2時間汗を流した。河口湖南中3年の大熊光冴さんは「大内刈りのやり方が勉強になった。新しい畳で柔道ができてうれしい」と話した。
今後は同体育館での大会や合宿の開催を目指していく。県柔連の小林幹生会長は「今回の導入を足がかりに、さらなる競技の発展につなげたい」としている。