八ヶ岳の麓 牛のびのび 北杜で夏季放牧
北杜市大泉町西井出の県立八ケ岳牧場天女山分場で、牛の夏季預託放牧が始まった。
牧場を管理する県子牛育成協会によると、広大な牧草地で丈夫な牛を育てようと、1951年から預託放牧をしている。今年は5月11日にスタートし、10月下旬まで、県内の畜産農家約30軒から預かった約300頭の牛を放牧する予定。
12日は乳牛用のホルスタインや繁殖用の黒毛和種が運び込まれ、標高約1,500メートルの高原に放牧。牛は牧草をはんだり、駆け回ったりしていた。
協会の松下浩一専務理事は「飼料代は10年前と比べて約1・5倍となり、農家の経営を圧迫している。栄養豊富な牧草をしっかりと食べて運動し、ストレスのない環境で丈夫に育てていきたい」と話している。