電車内でスプレー噴射想定 不審者への対処訓練 大月駅
全国的に電車内などで故意にスプレーを噴射する事件が相次ぐ中、大月署と大月市消防本部、JR東日本八王子支社、富士山麓電気鉄道は6月19日、大月駅で、車内でスプレーを噴射した不審者への対処訓練を行った。
署員や同本部職員、鉄道2社の職員ら約50人が参加。走行中の車内で不審な男がクマよけの刺激性スプレーを噴射し、駅のホームで刃物を振り回したとの想定で実施した。
車掌が駅職員に連絡し、110番を依頼。乗客を降ろして安全な場所に避難させ、現場に駆け付けた署員が不審者を取り押さえる流れを確認した。空気呼吸器を身に着けた消防職員が車内に乗り込み、体調不良を訴えた車掌や乗客を救急搬送する訓練も行った。
富士山麓電気鉄道の福多道夫さん(44)は「訓練を重ねることで安心安全を確保したい」と語り、大月署の笠井隆徳警備課長は、「(乗客には)何かが起きるかもしれないという意識を持って行動してほしい」と呼びかけた。