空飛ぶクルマ活用考える 行政職員や学生意見交換
山梨県は9月9日、山梨大学甲府キャンパスで、社会実装に向けた取り組みを進めている空飛ぶクルマについて、学生や行政職員、事業者らに活用方法を考えてもらうワークショップを開いた。
約40人が参加し、テーマごと6グループに分かれて活用場面などについて意見を交わした。防災グループは孤立地域への人や物の供給、観光グループでは観光用のタクシーとして利用可能性を指摘する意見が出た。医療では、救急患者の搬送や病院への通院で活用できるとの声があった。
観光面では「バスのような多人数を運ぶ機体があればなおいい」との声や、懸念点として安全面や騒音の心配があるとし、地域や住民の理解が大切との意見も出た。
ワークショップは、2025年に山梨県と日本航空、MS&ADインターリスク総研、山梨大学、九州大学が結んだ空飛ぶクルマの実用化に向けた連携協定に基づく取り組み。発表された意見も参考に山梨県は今後の取り組みを進めていく考え。