クマにGPS対策効果的に 山梨県や甲州市で方法公開
山梨県内で相次ぐクマの目撃情報を受け、山梨県が実施する衛星利用測位システム(GPS)付きの首輪を使った調査方法が9月28日、甲州市内で公開された。
9月28日は山梨県自然共生推進課職員や調査を担うプロテクトJ(都留市)の社員らが直径約70センチのドラム缶のわなを組み立て、わなを作動させて扉が閉まる様子を実演。捕獲状況を判断するセンサーカメラの使用についても説明を行った。
捕獲後のクマに装着する首輪は皮などでできていて、GPSで確認した位置情報は2時間に一度、山梨県側の受信端末に送信される。首輪は3、4年で一部が劣化して外れるという。
同課によると、9月下旬から山梨県内の山林に10カ所程度のわなの設置を進めている。捕獲した15~30頭に首輪を付けて移動範囲、経路を把握する計画だ。
同課担当者は「移動経路の特定により、効果的な対策につなげたい」と話していた。