デジタル技術で笛吹市の魅力発信 市が協力隊員2人委嘱 関係人口創出へ
笛吹市は、デジタル技術を活用した地方創生に取り組む企業「あるやうむ」(北海道)から紹介を受けた2人に、地域おこし協力隊員を委嘱した。笛吹市は関係人口の創出を図るとともに情報発信を強化したい考えで、2人はデジタル技術を生かした取り組みを通じて地域の活性化を目指す。
笛吹市が隊員を採用するのは8年ぶり。隊員の募集について、笛吹市は「即効性がある移住定住策になる一方、地域全体の活性化につながるか検討が必要だった」(企画課担当者)と説明する。今回、隊員希望者と自治体をマッチングする同社の活動を知り、隊員の募集、活動で連携することを決めた。
笛吹市は関係人口の創出や、情報発信などの分野で力を発揮できる人材を求めて同社と相談。デジタル活用のサポートやフォトグラファーとして活動してきた埼玉県出身の増尾圭亮さん(31)と、キャンプなどについての記事執筆や動画投稿を手がける神奈川県出身の森風美さん(31)に、7月までに隊員を委嘱した。
増尾さんはオープンチャットを活用して参加者が交流できる場の整備や運営などを通じ、市民と観光客などを結び付ける「市地域共創プロデューサー」として活動する。森さんは「市公式リポーター」として市のユーチューブチャンネルなどに出演するほか、笛吹市内キャンプ場などでのイベントを手がける。
増尾さんは「地域に根付いて活動をしていきたい」、森さんは「外から来た者の目線で笛吹市内の魅力について発信したい」と話している。