南アルプス市の歴史学び活用考える 南アルプス市教育委員会が市民ワークショップ
南アルプス市教育委員会は、「市文化財保存活用地域計画」の策定に向け、南アルプス市役所甲西支所で、南アルプス市の歴史を学び活用策を考える市民ワークショップを開いた。
南アルプス市教育委員会は2025年度に計画の策定に着手。2027年度中に文化庁から認定を受けることを目指している。地域の歴史資源を掘り起こす「ふるさと〇〇(まるまる)博物館」の取り組みを踏まえ、未指定文化財を含めて地域の歴史を一体的に捉え、活用と保存の両立を目指す内容で草案をまとめている。
6月13日のワークショップには約20人が参加し、市文化財課担当者が縄文から近現代までの各時代の営みを解説した。標高3千メートル級の山を有する特徴的な地形が治水技術や人の交流を生んだことを紹介。旧鏡中条村で育った石橋湛山などを例に「風土が進取の気性とリベラルな気質を育んだ」などと説明した。未来のまちの姿を考えるグループワークもあった。
同課担当者は「(計画を)市民が活用しやすい内容にまとめ、歴史文化を生かしたまちづくりにつなげたい」と話した。