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山梨の野鳥 Vol.1(Wild birds of Yamanashi)

 自然豊かなここ山梨には、多くの野鳥が生息しています。ほんの少し足をとめて辺りを見渡すと、様々な鳥の営みを見ることができます。ここではそんな鳥たちにスポットを当てて紹介します。

コゲラ

 大きさはスズメほどの日本最小のキツツキで、山や公園で「ギーっ」という声がした場合は近くにいる可能性が高いです。
 体は小さいですが、木の幹をヒョコヒョコ素早く動き回り、コンコンコンと木を叩いています。写真の通り背中に縞(しま)模様がありますので、一度見つけると追いかけるのは簡単です。
 山梨県の峡北エリア(八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳方面)では、自然公園や早朝の畑でも見ることができます。バーベキューなどでお子さんと自然公園に行った際に探してみるのも楽しいですね。
コゲラ.jpg

撮影地:北杜市白州町

カワラヒワ

 春先に、農道や電線を観察するといることが多い鳥です。遠めに見ると、スズメのようにも見えますが、飛んだ瞬間に黄色の模様が見えたら、間違いなくこの鳥です。
 鳴き声も鈴のようにきれいで、河原などの背の高い草が多いエリアを散歩していると、よく鳴き声が聞こえてきます。
 穀食型の嘴(くちばし)を持つ鳥ですので、植物の種子を好んで食べているようです。河原によく出るからカワラヒワなんでしょうか?
カワラヒワ.JPG

撮影地:北杜市白州町

シジュウカラ

 草むらや林で見かけることが多い鳥です。都内では恩賜公園や北の丸公園などでも見ることができます。
 漢字で書くと「四十雀」。スズメ40匹分の価値があるから「シジュウカラ」なんていう説もあるそうです。
 冬場に見るときには、混群していることが多い気がします。実際、撮影した際も周辺にコゲラとゴジュウカラがいました。
シジュウカラ.JPG

撮影地:北杜市白州町

エナガ

 白くて小さな鳥です。鈴を短く鳴らしたようなきれいな鳴き声です。冬場は群れで移動しているので、一匹いれば、周辺に数匹はいます。立ち止まって周囲を見渡せば、複数匹見つかると思います。
 白く小さなそのフォルムは、雪景色がよく似合います。撮影時はトンビに狙われていたため、足早に林の中へ去っていってしまいました...。
エナガ.jpg

撮影地:北杜市白州町

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