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山梨の野鳥 Vol.6(Wild birds of Yamanashi)

 ピークは過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続いていますね。山や公園など、木陰で涼みながら鳥を探してみるのもいいかもしれませんね。今回は、山梨で見ることのできる小さな鳥たちを紹介します。

ソウシチョウ

 黄緑、黄色、赤をバランスよくちりばめた体色を持つ色鮮やかな鳥で、大きさはスズメほどです。小さくも美しい体を見つけた時はうっとり見とれてしまいます。写真のソウシチョウは、山奥の神社近くの沼地で見つけました。
 外来種であり、日本国内では「かご抜け鳥」とも言われています。中国ではメジャーな飼い鳥で、美しい見た目から古くから飼われているようです。日本では江戸時代から愛玩鳥としてなじみがあります。

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撮影地:韮崎市

スズメ

 日本で最も馴染みがある鳥ではないでしょうか。「よく聞く鳥の鳴き声ランキング」があれば、きっと「チュン、チュン」が1位でしょう。公園、電線、川辺、住宅地、山梨県内であればどこでも見ることができます。
 人慣れしているためか、これだけアップで撮っても微動だにしません。
 一般的には、年間を通して移動をしないと考えられていますが、なかには100km以上移動するスズメもいるようです。
 ご存じない方も多いかもしれませんが、スズメの姿焼きという料理があり、日本では古くから食材としても親しまれています。

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撮影地:韮崎市

オオルリ

 日本三鳴鳥のひとつ(他はウグイスとコマドリ)。 鳴き声は渓谷によく響くクリアな音です(撮影時はミソサザイが大声で鳴いていたため、よく聞こえませんでしたが...)。
 白いお腹、青い羽、黒い喉元、バランスの良い三色をちりばめた美しい体です。低山帯から亜高山帯にかけての山地に生息しており、渓流沿いのよく茂った森林に多くいます。
 鳴き声を探すのも大変、姿を見つけるのはもっと大変な鳥です。北杜市にある吐竜の滝近くでも見かけたことがありますので、清里方面に出かけた際は姿を探してみてはいかがでしょうか。

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撮影地:山梨市 西沢渓谷

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