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ベベナチュール

フランスの伝統と、新しさ。フランス文化に触れられるパティスリー

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甲府市太田町、遊亀公園の近くに昨年10月、べべナチュールがオープンしました。可愛らしいクッキーの花があしらわれた「お花のお菓子」と、フランス伝統菓子が並ぶパティスリーです。店内のディスプレイで一際目を引く華やかな「お花のお菓子」。これはべべナチュールのシェフパティシエである、初鹿淳子さんのオリジナル創作菓子です。クッキーリース、お花のキャラメルタルト、フラワーポット、アートフレームなど種類は様々。花の色はすべて野菜で表現しており、とても優しい色味です。ほかのお菓子もすべて着色料・香料・保存料などは一切使用していないので、小さなお子様でも安心して食べることができます。

丁寧に、技法に忠実につくられるフランス伝統菓子

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「お花のお菓子」と並ぶベベナチュールの自慢は、フランス伝統菓子です。フランス菓子といえば、フィナンシェやマドレーヌが有名ですが、フランス版のマシュマロ、ギモーヴやビスキュイサヴォワ、クグロフなど日本では珍しいフランスの地方菓子も充実しています。無駄なものは足さず、必要なものは省かないというモットーの元に、自然素材と伝統技法にこだわり、丁寧につくられた色とりどりのお菓子が店頭に並びます。シンプルに、伝統技法を守って作られたお菓子はどれも優しくおいしい、素材が活きる本場の味です。

修行のため単身フランスへ

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シェフパティシエの初鹿さんはお菓子修行のため単身渡仏。パリで修業をしたのち、ブルゴーニュ地方のシャブリへ移られたそう。ワインで有名なこの村で、その時々に応じた材料を使い、季節感を大切にした素朴な伝統菓子を学んだといいます。帰国後は茨城で17年間パティスリーを経営。この時期に、「お花のお菓子」が誕生しました。きっかけは、生花店の友人の、クッキーでリースを作ってほしい、というリクエストだったそうです。そして昨年、元乳母車店だったご実家を利用して、べべナチュールをオープン。店名に含まれた「ベベ」や、ロゴのモチーフに乳母車を取り入れるなど、ご実家への愛とリスペクトが感じられます。

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べべナチュールを訪れる方には、友人からプレゼントされて、可愛く、おいしかったので来店してみた、という方が多いそう。華やかで可愛らしい「お花のお菓子」は、自分用だけでなく、"教えてあげたくなるお菓子"です。そうやって訪れたお客様が、また友人にプレゼントし、べべナチュールの輪が広がっていっています。今の時期は卒業シーズンということもあり、学校などからの注文もあるそう。卒業生へのプレゼントにはピッタリですね。また、プレゼント用のギフトセットや、アラカルトでギフトセットを作ってもらうこともできます。

お菓子とともに、フランス文化の紹介も

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べべナチュールでは月替わりでテーマを変え、期間限定のお菓子の販売や店舗のデコレーションの変更などをしています。取材に訪れた2月のテーマは、マルディグラ。マルディグラとは、カトリック教国で四旬節の前に行われるカーニバル(謝肉祭)の最終日のことで、仮装に使われる特徴的な仮面が店舗の外側に飾られていました。お菓子だけでなく、フランスの文化も紹介していきたいという初鹿さん。日本ではなじみのない様々な伝統文化も店頭で紹介し、フランスに触れてもらうことで、お客様とのふれあいやコミュニケーションを図り、地域に愛されるお店作りを目指しているそう。初鹿さんのふんわりと優しい雰囲気は、お店に並ぶお菓子とリンクしています。自分のまだ知らないフランスという新しい発見と、伝統という変わらないおいしさに出会えるべべナチュールへ、是非訪れてみてください。

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Article written by VALEM co., ltd.

べべナチュール(bébé nature)
山梨県甲府市太田町21-15
Tel.055-287-8545
※詳細は下記URLを参照してください。
https://nature2005.thebase.in/

(オンライン販売あり)

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