ページ内を移動するためのリンクです

移住希望地ランキング 山梨は3位!

地方移住
女性

移住希望地ランキング 山梨は3位だって!

地方移住の検討
男性
山梨のどんなところが魅力で、3位になったんだろ?


 
 

山梨県の桃畑と南アルプス
山梨県の桃畑と南アルプス(Adobestockより)


2022年に認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)が発表した『2021年移住希望地ランキング(相談窓口)』で、山梨県が3位になりました。

では、山梨県のどんなところが魅力で3位に選ばれたのでしょうか?また、新型コロナの影響を受け、最近の移住希望地の傾向はどのようなものでしょうか?

このランキングは、「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」が移住の相談者を対象に2002年より毎年行っている調査です。2021年は計10,931件のアンケートから集計しました。
『2021年、窓口相談者が選んだ移住希望地』(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター )

移住希望地ランキング 山梨県は3位(2021年)

同NPO法人によると、2021年移住希望地ランキング(窓口相談者)では1位の静岡県・2位の福岡県に続き、山梨県が3位となりました。

ijyuu-ranking_1.jpg
2021年移住希望地ランキング(窓口相談者) 山梨が3位

*認定NPO法人ふるさと回帰支援センターHPより(許可を得て転載)


2021年は新型コロナの影響で通常の窓口相談に加えオンラインセミナーが増えたため、窓口相談とセミナー参加者それぞれのランキングを算出しています。そのうち、窓口相談で山梨県が3位となりました。

山梨県は上位常連組

この移住希望地ランキング、実はこれまでも山梨県は上位常連組です。2017年、2020年は2位で、2016年は1位でした。

ijyuu-ranking_2.jpg
移住希望地ランキング 山梨は上位常連組

*認定NPO法人ふるさと回帰支援センターHPより(許可を得て転載)

山梨県は都心へのアクセスもよく、それでいて富士山や南アルプス、八ヶ岳など雄大な自然に囲まれて暮らせるメリットが、移住希望地としての魅力となっているようです。 また、甲府市など都会の暮らしぶりをそこまで大きく変えずに地方生活へシフトできるメリットもあるようです。

年代別では50代や70代以上に特に人気

この移住希望地ランキングは、年代別のランキングも公表しています。 山梨県は、50代や70代以上に特に移住希望地として人気が高いことが分かります。また、40代以上すべての世代で5位以内にランクインしています。

ijyuu-ranking_3.jpg
世代別だと山梨は50歳代や70歳代に人気

*認定NPO法人ふるさと回帰支援センターHPより(許可を得て転載)

この結果は、子育て世代や働き世代、定年を控えた世代が、家族や単身の安住の地として自然豊かな山梨を希望しているあらわれと言えるかもしれません。

また、山梨県や山梨の自治体が移住支援制度を積極的に進めていることも影響していると思われます。以前から「やまなし子育て応援事業」(第2子以降の3歳未満児の保育料無料化)や「産後ケア事業」(山梨県・健康科学大学産前産後ケアセンター)、「山梨県移住支援・就業マッチングサイト」など、山梨県に移住して安心して暮らしていくための支援を、県が率先して進めています。

移住は、長い人生を過ごす場所を決めること、これからのふるさとを決めることになります。 正解はないかもしれませんが、今はいろいろな情報を得やすく、また公的な支援も受けやすいので、それを積極的に活かして、満足できる素敵な地方移住を実現したいですね。

新型コロナと『地方移住』

新型コロナの影響で「テレワーク」「リモート化」など働き方が変わりました。 都心に勤務していても仕事を変えずに、あるいは職種を変えずに、地方で働き続けられるケースが増えました。そのため、いままで興味はあったけど踏み出せなかった地方移住・田舎暮らしが視野に入り、地方へ軸足を移そうと模索する人が増えているようです。

同NPO法人に寄せられる相談の中にも「テレワーク」「リモートワーク」の言葉が登場するようになり、アンケートの『希望する就労形態』に「テレワーク」などの選択項目が新たに加えられたそうです。

実際、山梨県は北杜市や甲州市、身延町などで2020年の転入者数が2019年に比べて増加しました。東京都のお隣り山梨県は都心へのアクセスがよいため、都会の暮らしぶりをそこまで変えずに地方生活へシフトできるメリットがあります。それでいて、富士山や南アルプスなど雄大な自然に囲まれて仕事ができる点が、移住希望地としての魅力になっていると思われます。

地方移住の相談に、地方銀行を活用する

地方移住や二地域居住を実際に実現するには、まずは住まい探し。新築を建築したり中古物件を購入する場合、自己資金ならそこで解決ですが、借り入れをする場合、地元の銀行に出向いて相談することもあります。

地元の銀行に何度も足を運び、住宅ローンや資金計画の相談をするのは働きながらだと大変です。そんなとき、その銀行の支店が都内にあれば手軽に何度でも相談に行けるので便利です。

山梨中央銀行では、やまなし移住アドバイザーも常駐しているので移住を総合的に相談できます。

山梨中央銀行は、東京都内・神奈川県内に16店舗あり、それぞれに「やまなし移住アドバイザー」が山梨への移住のご相談、住宅ローンのご相談などを受付けています。「やまなし暮らし⽀援センター」(有楽町 東京交通会館内)にも取次ぎます。 山梨への移住をご検討なら、山梨中央銀行の「やまなし移住相談窓⼝」にお⽴ち寄りください。なお、山梨中央銀行の場合、別荘、セカンドハウスとしての購入でも借り入れができます。

内閣府は、2021年度より、テレワークで東京の仕事を続けながら、地方に移住した人に最大100万円を交付する方針であることを発表しました(2020年9月25日)。 『地方へ移住しよう 地方で起業しよう』(内閣府サイト)



Written by ヒノキブンコ

関連記事

ページの終わりです