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【借りる】住宅ローンなどの借り入れについて解説

お金の記事

住宅ローンってよく聞くけど、利用したことないから馴染みがないね。

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銀行に相談するのがいいかも





お金にまつわる話は大きく2つ『貯める・増やす』と『借りる』に分けられます。ここでは、『借りる』について焦点を当て、担保を必要とする住宅ローン(有担保ローン)と担保を必要としないマイカーローンやカードローンなど(無担保ローン)について解説します。

貯める ・増やす』も別の記事で解説していますので、是非ご覧下さい。

住宅ローン

住宅ローンという言葉はよく耳にしますが、一般的に人生で何度も住宅を購入することはないので、住宅を購入したことがない方には馴染みがない言葉かもしれません。

住宅ローンとは、新築住宅や中古住宅購入、家のリフォームを行う際に借りるローンです。住宅価格は高額であり、一度に用意できる金額ではありません。そのため、銀行などの金融機関でお金を借りて、20年、30年などの長い期間で返済します。また、土地や建物を担保として借入する金融機関へ差し入れます。

住宅ローンとは

金利タイプには変動型、固定型、固定期間選択型があります。返済額をあらかじめ確定しておきたい方は固定型を選ぶ傾向があります。また、金利は低いほうがいいという方は変動型を選ぶ傾向があります。

住宅金融支援機構の調査によると、2020年10月から 2021年3月に住宅ローンを借りた人のうち、変動型は68.1%、固定期間選択型が20.7%、固定型が11.2%だったそうです。実に7割近くの人が変動型を選んでいるようです。

住宅ローンの金利、変動か固定か
住宅ローンの金利タイプの内訳(2020年10月〜2021年3月)(住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」データから作成)

金利は世の中の景気や経済情勢で変わります。具体的には、短期プライムレート(※)を基準として世の中の景気や経済情勢に応じて一定の利率が上乗せ(マイナス)されます。

※短期プライムレート・・・金融機関が貸出する際の最優遇貸出金利のうち1年以内の短期貸出金利

固定金利の場合、もし世の中の金利が上昇した場合でも、固定金利期間中は、同じ金利が適用され借主の返済額は当初のまま変わらないため、返済計画が立てやすい特徴があります。

変動金利の場合は、金利が上がった時は適用されている金利も上がる可能性があり、その場合返済額が変わる(増える)こともあることから、返済計画が立てづらい特徴があります。

無担保個人ローン

車を買う、海外旅行に行く、子どもの学費を払うなど、お金を使う目的が決まっている時に借りられるのが無担保個人ローンです。「マイカーローン」「教育ローン」などが代表的な商品として挙げられます。
使う目的が特に決まっていなくても借りられる商品としては「カードローン」などがあります。

無担保個人ローンは、担保を提供せずに、保証会社に保証料を払って借入をします。保証料は、金利に含まれているのが一般的です。
無担保個人ローンは、有担保である住宅ローンと比較すると、担保を差し入れることがないため、その分、適用される金利が高くなっています。

今は申し込みから契約完了までWEBで完結できる銀行も多く、窓口への来店が不要です。山梨中央銀行でもWEB上で完結できるようになっています。




マイカーローン

自動車やバイクを買う時に借りられるのがマイカーローンです。
また、車の車検費用や免許証の取得費用、ディーラーからのローン借換えにも利用できます。

教育ローン

子どもの受験費用や授業料、教科書などの教材費の支払いを行うのに借りられるのが教育ローンです。
教育ローンは、一定の極度額(借入限度額)を設けてその範囲内で自由に借入ができる「当座貸越型」と、入学金等のまとまった支払いを行う時に借りられる「証書貸付型」の2種類があります。

カードローン

生活費や医療費など、一時的にお金が必要になった時に手軽に借りられるのがカードローンです。今は申し込みから契約完了までWEBで完結できる銀行も多く、窓口への来店が不要です。

カードローンを利用する上で注意しておかなければいけないのが金利です。例えば3万円を1週間借りた場合の支払利息はどれくらいでしょうか?

金利5.0%なら約28円、 金利9.5%なら約54円、金利13.5%なら約77円です。おおまかな計算方法は、金利が5.0%の場合、「30,000円×0.05÷365×7」となります。

カードローンの注意点としては、金利が他のローンなどより高く設定されており、返済期間が長くなるほど返済総額が増えることです。そのため、返済計画あっての利用が前提となります。

以上、住宅ローンなどの借り入れについての解説でした。

借り入れは、将来、より良い、豊かな生活を送るのに必要と考えることもできます。初めてで分からないことがあれば、銀行など金融機関の専門の方に相談するのがいいでしょう。

また、無担保個人ローンの商品は今回紹介した以外にもたくさんありますので、借入をする際には借入目的に合った商品を検討してみてはいかがでしょうか。

written by ヒノキブンコ

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