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社外取締役のメッセージ

社外取締役

社外取締役としての役割

当行の取締役会は、多様な経験、知見を有する役員により構成され、さまざまな視点から経営をモニタリングする体制となっていると思います。その中で私は、一株主、一消費者の視点で、さまざまな施策が当行の中長期的価値向上に資するものとなっているかをチェックするとともに、法律専門家としての知見から、経営が適切なリスクテイクができるよう、取締役の善管注意義務を果たす議論がなされるように意見を述べるなどの役割が期待されていると認識しており、その重責をひしひしと感じているところです。

取締役会の実効性について

私が就任した当初から、経営トップの考えとして、取締役会において社外役員の発言を尊重する姿勢は顕著でした 。取締役会の運営については、特にここ数年間、報告案件の絞り込みや、資料の充実、報告方法の工夫などのさまざまな改革がなされています。そのうえで、中期経営計画や静岡銀行とのアライアンスなど、当行の中長期的価値向上につながる重要案件について、審議や報告の回数や時間が多く取られており、取締役会がそのような重要案件を議論する場として、その実効性が向上していると感じています。また、取締役会外でも社外取締役と監査役や監査部との意見交換会が定期的に開催されるなど、情報の提供、意見交換の機会が確保されています。

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パーパスについて

「山梨から豊かな未来をきりひらく」とのパーパスについては、「山梨から」に当行らしさが表れた力強いメッセージになっていると思います。山梨県は、日本全体の問題でもある少子高齢化による人口減少がより速く進んでいますが、関東圏と隣接しており、豊かな自然の恵みがあるという地の利を生かせる大きなポテンシャルを持っています。地域社会の繁栄と経済発展に寄与するという揺るぎない経営方針のもと、当行が山梨の発展のために尽くすことが、山梨だけではなく日本全体、そして世界の豊かな未来につながるという想いが、このパーパスにより明確にされていると思います。また、当行は東京地区における貸出を伸ばしており、静岡銀行とのアライアンスの成果も出ています。このような当行の業務の地理的な広がりについても、このパーパスにおいて表現されていると思います。

ESGの取組みに関する評価と今後の課題

当行は、脱炭素などの環境面の取組みや文化、芸術、スポーツ振興を通じた社会貢献など、既にさまざまなESGの取組みを実行してきていますが、これまで開示が十分でなかった点はあるかもしれません。また、ESG金融など、当行がさらに積極的に取り組むことができ、社会への影響も大きい分野もまだあるように思います。中でも、当行の女性管理職比率は、残念ながら今のところ低位にあると言わざるを得ません。もっとも、短時間勤務制度の拡充や女性社員のキャリア形成支援など、さまざまな施策を実行中であり、今後は男性社員の育児休暇取得率の向上など、誰もが働きやすい職場づくりにより、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンが進むことを期待しています。

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