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自動EVバス実証実験 甲斐市関係者ら性能体感

自動EVバス実証実験 甲斐市関係者ら性能体感

 甲斐市は、市役所周辺で、自動運転による電気自動車(EV)バスの実証実験をした。市関係者らが乗車して性能を体感。今後、市民向けの試乗会を開く計画で、2027年度中の実装を目指している。  市によると、車体にセンサーやカメラが付いた13人乗りのEVバスを使用。市役所を発着点にJR竜王駅を経由する約2キロのコースで、補助が必要な場合に手動で運転する自動運転レベル2で実施した。
 実証実験は3月27~29の3日間行い、28日の試乗会には保坂武市長や市議ら約50人が参加。乗車した保坂市長は「ほとんどハンドルを持たずに走行していたが、信号が変わると素早く止まったり動いたりしていて、安心して乗っていられた」と感想を述べた。
 市は今後、山梨交通敷島営業所(同市島上条)とJR竜王駅(片道5・5キロ)間を往復するコースでの実証実験を予定していて、市民向けの試乗会も計画。27年度中に市民バス「山梨大学医学部附属病院線」(12・5キロ)を、特定条件下で完全自動運転となる「レベル4」で運行することを目指している。

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