
水力発電の仕組み、山梨高生37人学ぶ 県企業局が見学ツアー
更新日 2025年04月07日公開日 2025年04月06日
県企業局は3月27日、高校生を対象に県営水力発電所や水素製造の現場を見学するツアーを初めて開いた。
県企業局電気課によると、山梨高の37人が参加。甲州市の県営柚ノ木発電所では、担当者が水力発電の仕組みを説明し、生徒は水車の軸の回転部分の点検を体験した。県内11の水力発電所を管理している無人の制御室の見学や職員による仕事内容の紹介、ドローンの操作体験もあった。生徒からは「普段見られない場所を見ることができて良かった」「ドローンの操縦はいい機会になった」などの意見が上がった。
ツアーは今後も開催する予定。同課担当者は「若い世代に環境に優しい水力発電や最先端の水素製造装置を見てもらい、企業局の仕事や取り組みに興味を持ってもらう機会にしていきたい」と話した。