
「こども応援部」開始、南ア市、子育て窓口一元化
2025年04月09日
南アルプス市が新設した「こども応援部」が1日、白根支所で業務を始めた。「子育て支援課」も同所に移転し、ワンストップの窓口で子育て世帯の利便性向上を図る。
昨年度まで保健福祉部内にあったこども家庭相談課と健康増進課の保健相談担当を統合し、2024年度から設置が市町村の努力義務になっている「こども家庭センター」を開設。妊産婦から18歳まで子どもの途切れのない支援の充実を図る。子育て支援課は本庁舎から同支所2階に移転。児童手当の給付や保育所入所などに関する情報提供のほか、新たに子育て世帯のニーズ調査や研究、企画立案などを担う「こども企画担当」が設けられた。
1日は職員が従来から支援をする家庭からの電話相談などに応じた。同部は「市民の利便性向上を図り、市全体で子どもを育てることのアピールにもつなげていきたい」としている。