
「正」の字に願い込め 富士川・妙性寺で十三参り
2025年04月21日
富士川町最勝寺の妙性寺(永森湛修住職)は13日、同寺で、13歳を迎える子どもに知恵と福徳を授け、大人の仲間入りを祝う行事「十三参り」を行った。
町内外の中学生5人が参加し、「正しい大人になる」という願いを込め、「正」の字を筆で色紙にしたためた。色紙は境内に安置されている「虚空蔵菩薩」に奉納。20歳を迎えた後に寺を訪ねると、色紙を受け取ることができるという。
山梨英和中1年の大杉澪さんは「まずは中学校で英語の勉強についていけるよう頑張りたい」と話していた。
寺によると、十三参りはえとが一回りしたお祝いと厄よけの意味も込められている伝統の通過儀礼。