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身延・道の駅新装 直売所など整備

身延・道の駅新装 直売所など整備

 身延町が改修を進めていた道の駅「にしじま和紙の里かみすきパーク」が完成し、16日に竣工式が行われた。「あけぼの大豆」など地元特産物を扱う直売所や書道体験スペースなどを新設。町によると、新型コロナウイルス禍以降、施設利用者が減少しているといい、リニューアルを誘客につなげたい考えだ。18日にオープンした。
 施設の敷地面積は1万4,105平方メートルで、改修の総事業費は8億6,400万円。和紙の紙すき体験ができる「かみすき館」や遊具を備えた芝生広場など四つのエリアで構成し、飲食店やキッズスペースもある。24時間利用できるトイレも新設したほか、授乳室やおむつの自販機を設け、子育て世帯に配慮した。
 竣工式には、望月幹也町長ら約70人が出席し、テープカットで完成を祝った。望月町長は「子どもから大人まで楽しめるようになった。多くの人に利用してほしい」と話した。都留市出身の俳優白須慶子さんによる「西嶋和紙物語」の朗読もあった。
 施設は、西嶋和紙の活性化を目的に1998年に「なかとみ和紙の里」として開設し、その後「西嶋和紙の里」となった。昨年8月に道の駅の認可を受け、リニューアルを機に「にしじま和紙の里かみすきパーク」とした。

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