
押原中生がホタル放流
2025年04月30日
昭和・押原中の自然科学・実験部は、押原小のビオトープにホタルの幼虫を放流した。昭和町が取り組んでいるゲンジボタルの復活を目指すプロジェクトの一環。生徒らは今後、ホタルが繁殖できるよう、ビオトープに覆いを作るなどの環境整備を検討する。
町は「ホタルの町」の光を残そうと、部活動の地域移行を進めている枠組みを活用し、昭和総合型地域スポーツクラブ「キャメリア」やホタル愛護会などと連携し、昨年12月から町内の4小中学校でホタルの幼虫を飼育している。押原小では16日、同部部員9人と塩沢浩町長らが参加し、ビオトープに約20匹を放した。部長の小林優奈さんは「幼虫が数ミリの小さい時から観察し、大きな幼虫になって驚いた。光って飛ぶところを早く見たい」と話していた。5月下旬以降にはホタルが舞う光景が見られるという。
町内ではこのほか、常永、西条の両小学校のビオトープでも幼虫の放流が行われた。