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歌舞伎の武将 錦絵に

歌舞伎の武将 錦絵に

 市川三郷町は、同町上野の歌舞伎文化資料館で、明治期に描かれたとみられる錦絵などを展示している。歌舞伎の演目のモチーフになった武将の姿などが豊かな色彩で描かれている。
 町産業振興課によると、歴史資料を収集している都留市在住の男性から8点を借りて展示。縦1・5メートル、横3・6メートルのびょうぶには、南北朝時代の武将楠木正成や、鎌倉時代に富士の裾野で父親の敵討ちを果たした曽我兄弟の姿が色鮮やかに描かれている。浅利与一の妻・板額御前を演じる9代目市川團十郎を描いた版画もある。
 展示は秋ごろまで続ける予定。同課担当者は「歌舞伎やその演目に興味を持ってもらえればうれしい」と話している。
 開館は金、土、日曜の午前9時~午後5時。入館料は大人630円、小中学生310円、未就学児無料。問い合わせは同課、電話055(240)4157。

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