
地元住民らが戦国絵巻再現
2025年05月12日
第60回甲州市ふるさと武田勝頼公まつり(同実行委主催)が4月27日、同市の旧大和中で開かれた。
メインイベントの勝頼公軍団出陣絵巻には、一般公募者や地元住民計約60人が参加。勝頼、北条夫人、湖衣姫、武者などに扮してグラウンドなどを練り歩いた。必勝を祈願する「三献の儀」を行った後、勝ちどきを上げた。
ステージ上では大和地区の女子中高生による巫女の舞が披露され、会場にはたこ焼きやジュースなどの出店も並び、親子連れらでにぎわった。
祭りは勝頼や武田一族をしのぶために開催。大和地区には織田軍の侵攻を受けた勝頼、信勝親子らが最期の地として目指したとされる栖雲寺、勝頼の菩提寺として知られる景徳院がある。

