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ふるさと納税 使い道を紹介 富士吉田市、全戸に冊子

ふるさと納税 使い道を紹介 富士吉田市、全戸に冊子

 富士吉田市は、好調が続くふるさと納税の現状や使い道を市民に紹介する冊子「ふじよしだふるさと納税使い道BOOK2025」を作った。市の広報特別号として、広報5月号と一緒に全戸配布した。
 富士吉田市は、全国トップクラスのふるさと納税寄付額を誇り、2024年度は約101億2千万円と、県内自治体で初めて100億円を突破した。これまで、学校給食費の無償化、災害時用のトイレトレーラーの整備など市民生活に直結した事業や、ジビエ(野生鳥獣肉)加工処理施設や宮川橋南駐車場の整備といった、課題解決と魅力度向上を目指した施策の財源としてきた。
 冊子では、寄付の使い道と併せて、寄付額の半分がふるさと納税事業の経費に当たるなどの内訳も説明。寄付を原資にした「富士吉田市まちづくりファンド」や、寄付者と市民との交流イベントについても紹介している。
 B4判15ページ。市ふるさと寄附推進課の渡辺英之課長は「使い道だけでなく、ふるさと納税によって市のファンとなってくれる交流人口の増加に寄与していることを知ってほしい」と話している。

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