
農作業事故防止へ 啓発活動スタート 県安全推進会議
2025年06月09日
県農作業安全推進会議は2日、農作業中の事故を未然に防ごうと、広報車やチラシ配布による啓発活動を始めた。
農業機械の利用が増える6月と10月を「農作業安全推進月間」とし、毎年実施。2日は県職員が広報車で「農作業は焦らず、急がず、慎重に」などの音声を流して峡東地域を巡回し、農家には作業の安全確認の項目などが書かれたチラシを手渡した。
県によると、2024年に発生した農作業中の死亡事故は5件で、うち4件が昇降機に関係する事故だった。担当者は「慣れている作業でも機械を使う際は安全の再確認を徹底してほしい」と話した。

