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ロボ世界大会部門優勝 中学生6人チームワークに評価

ロボ世界大会部門優勝 中学生6人チームワークに評価

 甲府市の知育スクール「アイズアカデミー」(志村裕一学院長)に通う中学生のチームが、自律型ロボットの競技大会「ファースト・レゴ・リーグ(FLL)」の世界大会で、チームワークなどを評価する部門「ブレークスルーアワード」で優勝した。
 大会は5月2~4日にギリシャで開催され、48カ国50チームが参加。海に見立てたフィールド上でロボットを動かす競技のほか、「海洋探査」をテーマに課題の発見と解決策を発表するプロジェクトなどで競った。
 ブレークスルーアワードは「自信と能力を向上させ、見本となるような姿勢で臨んだチーム」に贈られる。優勝した同アカデミーの中学1~3年生の6人でつくる「FIRST FUJISAN Swimmy」はプロジェクトで、研究に伴うダイビングは潮に流される事故があることが課題として、イルカが口から吐き出す「バブルリング」のような空気の輪を水中で作って潮流を可視化する解決策を提案した。
 チームは全員で意見を出し合いながら課題解決に臨んだほか、専門家からのアドバイスを踏まえてより良い解決策を考えたという。リーダーを務める甲西中3年の清水瑛仁さんは「チーム一丸で取り組んできた姿勢が評価されてうれしい。全員が意見を出し合って成長できる良いチームになれたと思う」と喜んだ。
 志村学院長は「今大会は子どもたちにとってのゴールではなくスタート。この優勝を自信にしてさらに成長していってほしい」と話した。

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