ページ内を移動するためのリンクです

甲陵高平和大使が北杜市訪問 「被爆者の思い継ぐ」

甲陵高平和大使が北杜市訪問 「被爆者の思い継ぐ」

 核兵器廃絶を訴える署名を集め、国連機関へ届ける「高校生平和大使」に選ばれた甲陵高1年の小寺輪子さんは6月9日、北杜市の大柴邦彦市長を表敬訪問した。
 市役所を訪れた小寺さんは「終戦から80年、戦争経験者や被爆者の思いを直接受け継ぐことができる最後の世代。高校生だからこそできることを精いっぱい取り組みたい」とあいさつ。大柴市長は「世界では戦争が続いている。日本が唯一の被爆国であることを高校生が考えて伝えるのは重要だ」と述べた。
 小寺さんは戦後80年の節目を踏まえ、県内から初めて選出された。今月14、15の両日に広島市、8月上旬に長崎市で研修を受ける。8月31日~9月6日にスイスの国連欧州本部を訪問する予定。
 一方、市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は6月9日、高校生平和大使の28代目のメンバーを発表した。18都道府県の高校から小寺さんを含む24人を選出した。

ページの終わりです