
豊富PRへ観光マップ 中央市協力隊員・松山さん作製
中央市の地域おこし協力隊員を務める松山夏規さん(29)=同市布施=は、同市豊富地区の観光マップを作製した。着任後に訪れた同地区の観光スポットや宿泊施設を紹介しており、同地区のPRにつなげる。
岐阜県出身の松山さんは、山梨大に進学し、大学院修了後は東京都内の企業に就職。昨年3月から中央市の地域おこし協力隊員として市農業振興公社に勤務し、道の駅とよとみの運営や農業振興、情報発信などの活動に取り組んでいる。
隊員として活動を始めてから、同公社が位置する豊富地区の観光施設を訪れたり、イベントに積極的に参加したりしたという。1年が経過し「豊富の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と考え、地図を作ることにした。
マップには、道の駅とよとみや昨年リニューアルした市温泉施設「シルクふれんどりぃ」などを掲載。各施設が実施する野菜収穫や機織りなどの体験について紹介している。マップで使っている写真はすべて松山さんが現地に足を運んで撮影したという。
マップは同公社が発行する「市農業振興公社だより」に掲載。道の駅とよとみや公社窓口で配布している。道の駅ホームページでも閲覧できる。
松山さんは「1年間の活動の振り返りの意味も込めて作った。豊富地区のことを知ってもらうきっかけになったらうれしい」と話している。

