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農業 ゲーム通じ学ぶ

農業 ゲーム通じ学ぶ

 甲斐・農林高は6月24日、古谷葡萄園(甲府市)が開発した、農業をテーマにしたカードゲームの体験講座を同校で開いた。生徒がブドウ園の経営について楽しみながら疑似体験した。
 葡萄園の古谷崇代表によると、ゲームはブドウ栽培の工程や加工、販路開拓などの農業経営の理解を深め、農業への関心を高めてもらおうと開発。栽培に関わる「生育力カード」と商品開発や販売に関わる「経営カード」などを使いながら、売り上げに見立てたコインや顧客満足ポイントなどを獲得し、ポイントの合計値を競う内容になっている。
 同日は葡萄園の社員らがゲームの説明役を務め、システム園芸科果樹専攻の3年生8人が参加。生徒は2人1チームになり、ブドウ栽培や販路拡大などの戦略を考えながらゲームに取り組んだ。
 参加した前嶋亜美さんは、「栽培実習では学べないことも、ゲームを通して学べて楽しかった」と話した。


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