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平和を願い七夕アート 甲府・舞鶴城公園南広場

平和を願い七夕アート 甲府・舞鶴城公園南広場

 甲府中心商店街の「甲府七夕まつり」(甲府商店街連盟主催)が7月5日、開幕した。今年は混雑緩和を図ることや、4月に「小江戸甲府花小路」などがオープンしたことに合わせ、主会場を舞鶴城公園南広場に変更した。会場一帯には屋台やキッチンカーなどが並び、家族連れらでにぎわった。
 七夕まつりは7日までの3日間、広場を中心に銀座通りや錦通り、かすがも~る、朝日通りなど10カ所で開かれた。甲府空襲からの復興を掲げて地元店主らが続けてきた祭りで、5日のオープニングセレモニーでは関係者が空襲で命を落とした人たちに黙とうをささげた。
 主会場では、県内の学生や若手社会人らでつくるNPO法人「トップファンやまなし」が戦後80年に合わせた短冊コーナーを設置。甲府空襲から80年の年月が経過したことに合わせ、希望や平和の意味を込めて鳥をモチーフにしたアートを上部に展示した。
 家族で訪れた竜王北小5年の古屋摩奈さん(10)は「吹奏楽で全国大会に行きたいと短冊に書いた。願いがかなったらうれしい」と笑顔を見せた。


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