
甲府城の御城印、一新
2025年07月16日
甲府市観光協会は、観光記念品として販売している甲府城の「御城印」のデザインを一新した。甲府城南側の歴史文化交流施設「こうふ亀屋座」と飲食物販施設「小江戸甲府花小路」のオープンに合わせて企画した。
同協会によると、新たな御城印は、県立博物館に所蔵されている「甲府城絵図」(1739年作成)を背景に使用。御城印の中心には甲府城主だった柳沢家の家紋をあしらい、「甲府城」の文字は県内在住の書家がしたためた。羽ばたく鶴と舞鶴城公園内の「鉄門」などが入った旧デザインから変更した。
はがきサイズで、1枚500円。甲府城や御城印を紹介する説明文をセットにして、JR甲府駅南口の市観光案内所で販売している。
御城印は2020年8月から取り扱っていて、これまで累計約2万3千枚を販売している。亀屋座などのオープンに合わせてデザインを新しくすることで、さらなる集客につなげようと6月上旬から販売を始めた。在庫が残っている間は旧デザインも購入できるという。
同協会の担当者は「亀屋座や花小路と一緒に城跡も見て、記念に御城印を購入してほしい」と話している。

