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引退乳牛に餌やり北杜・清泉寮触れ合い体験

引退乳牛に餌やり北杜・清泉寮触れ合い体験

 北杜市高根町清里のキープ協会(元田充隆理事長)は、清泉寮ファームショップ前で、引退した乳牛への餌やり体験を始めた。「清里開拓の父」と呼ばれるポール・ラッシュの来日100周年を記念して企画した。
 清泉寮では、有機ジャージー牛乳を生産するためにジャージー牛を飼育していて、牛乳を使ったソフトクリームが人気商品となっている。現役の乳牛は普段見ることができないが、搾乳を引退した牛と触れ合える環境をつくることで観光資源にしていこうと5月から餌やり体験を始めた。現在、放牧スペースには搾乳を引退した雌のジャージー牛3頭が放牧されていて、来場者は米ぬかやイネ科の牧草「チモシー」などの餌を与える体験ができる。
 餌やりは1回500円。清泉寮ジャージー牧場の高橋諒牧場長は「牛と近くで触れ合う機会はなかなかない。清泉寮になぜ牛がいるのかを知るきっかけになればいい」と話している。


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