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例大祭で成功祈願

例大祭で成功祈願

 和紙にまつわる神「天日鷲命」をまつる市川三郷町市川大門の八乙女神明宮で7月19日、例大祭が開かれ、8月7日に開催される「神明の花火大会」の成功を祈願した。
 町内の花火業者や紙関連会社から約20人が参加。市川行治宮司がおはらいをした後、祝詞を奏上。代表者が玉串を奉納し、大会準備期間の安全と大会の成功を願った。
 八乙女神明宮は、和紙の技術を町に伝えたという紙すき名人・甚左衛門もまつっている。例大祭は甚左衛門の功績をたたえようと、命日の7月20日ごろに行われていた。コロナ禍で途絶えていたが、歴史ある八乙女神明宮を大切にしようと、地元有志が昨年に復活させた。
 参加した紙製品や包装用品を手がけるマルアイの村松道哉社長は「町を盛り上げていくためにも毎年続けていきたい」と話していた。


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