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空襲の恐怖 体験者語る

空襲の恐怖 体験者語る

 「生活協同組合パルシステム山梨 長野」は8月11日、甲府市下今井町の甲府南公民館で、甲府空襲の体験談などを紹介するイベント「戦後80年企画 子どもたちと考える 未来へつなげる平和」を開いた。
 戦後80年の節目に、改めて平和について考えてもらおうと企画し、家族連れら約70人が参加。甲州弁で民話や伝説を語り継ぐ活動をしている「山梨むかしがたりの会」の藤巻愛子代表が、甲府空襲の際に父親が「空襲だ」と叫んで母と一緒に竹やぶに逃げ込んだエピソードを披露。当時5歳だった藤巻さんは高台から真っ赤に燃える甲府盆地を見て「怖くてぶるぶる震えていた」と振り返った。
 藤巻さんが甲府空襲を題材にした絵本「かみず」を自費出版した際に甲府空襲の体験者らから聞いた話も紹介。焼夷弾が落ちた家に教科書を取りに戻った子どもが亡くなったことや、焼夷弾の熱で田んぼの水がお湯のようになっていたことなどを伝えた。
 戦時中に食べられていた「すいとん」と「おやき」を再現する「戦時中の食べもの体験」もあり、参加者はパルシステムが用意した現代版に食べやすくアレンジしたものとの食べ比べなどをした。


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