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自動運転バス「揺れない」

自動運転バス「揺れない」

 甲斐市は、2027年度の導入を目指している、自動運転による電気自動車(EV)バスの市民試乗会を開いた。7月31日~8月4日の5日間で、市民約180人が乗車した。
 市によると、車体にセンサーやカメラが付いた13人乗りのEVバスを使用。市役所と山梨交通敷島営業所を往復する4・8キロのコースで、補助が必要な場合に手動で運転する「レベル2」で1日5便運行した。
 初日の7月31日には市民ら約50人が参加。玉幡小1年の持田朝陽さんは「自動運転を体験できて楽しかった。バスは全く揺れなかった」と感想。祖父の持田明久さん(73)は、「自動運転は技術的に難しいと思っていたが、乗車してみて、近い将来実現すると感じた」と話した。
 市は27年度中に市民バス「山梨大学医学部附属病院線」(12・5キロ)を、特定条件下で完全自動運転となる「レベル4」で運行することを目指している。市は今後、導入予定の路線で実証実験を行う予定。


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