
がん患者の思い共有 県立大活動今年で10回目
がんの制圧と患者支援を目的としたチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025甲府」(実行委、日本対がん協会主催)が8月29日、甲府・山梨県立大池田キャンパスで開かれた。イベントの県内開催は今年で10回目。24時間がんと向き合うがん患者の思いを共有しながら、患者や支援者らがキャンパス内を歩いた。
午後3時からの開会式では日本対がん協会(東京)の垣添忠生会長が、イベントで集まった寄付金が、がん研究助成金や無料電話相談の人件費などに活用されていることを説明。「甲府の地でもイベントが開かれることをうれしく思う」などとあいさつした。
参加者はチームを組み、8月30日午後3時までキャンパス内を行進。がん患者の手形とともに「明るく生きる」「一人じゃないよ」などのメッセージが記された横断幕を掲げている。会場には、亡くなった人をしのぶ言葉や闘病中の人へのエールなどが記された灯籠が並んでいる。
実行委員長で同大看護学部教授の前沢美代子さんは「イベントへの参加を楽しみにしている患者も多く、生きる希望につながっていると思う。これからも続けていきたい」と話している。

