
貢川小の児童、稲の脱穀体験
2025年12月03日
甲府・貢川小の5年生は、校舎北側の田んぼで収穫した稲の脱穀を体験した。
5年生64人は、学校運営協議会のメンバーら地域住民7人の協力を得て、春から田植えをするなど米作りについて学習してきた。10月に刈り取った稲穂を、11月11日に昭和初期の足踏み式脱穀機にかけてもみを収穫した。指導に当たった中沢貴三男さん(75)は「米作りには田植えや脱穀などの工程があることを思い出しながら、ご飯を食べてほしい」と呼びかけた。
もみは精米し、家庭科の授業で食べることを計画しているという。鈴木幸博さん(11)は「脱穀は足で踏みながら手を動かすのが難しかったが、もみが採れてうれしかった。自分たちの手で育てた米を食べるのが楽しみ」と話した。

