
電車と綱引き、洗車見学 富士急行線の各駅でまつり
2025年12月08日
富士山麓電気鉄道は11月30日、富士急行線の駅などで、電車の魅力を体験できる「富士急電車まつり2025」を開いた。まつりは新型コロナウイルスの影響で規模を縮小していたが、河口湖駅の開業75周年を契機に、6年ぶりに大型イベントとして開催。大勢の家族連れや鉄道ファンでにぎわった。
富士山駅に隣接した電車修理工場を公開し、昨年引退した車両の部品を販売。来場者は電車の運転台を見学し、車内アナウンスに挑戦した。電車との「綱引き」や、レールに穴を開ける体験もあった。都留・谷村二小4年の武藤維吹さんは「電車を間近で見ることができてとても面白かった」と話した。
河口湖駅では電車が洗車機を通過する様子を車内から見学したり、電車のペーパークラフトを作ったりする催しがあった。下吉田駅ではブルートレインの車内を開放したほか、ミニトレインの乗車コーナーを設けた。

