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最後の手すき 卒業証書作り 閉校の南部・睦合小児童

最後の手すき 卒業証書作り 閉校の南部・睦合小児童

 南部・睦合小の6年生は1月16日、同校で、和紙を使った卒業証書作りをした。同校は近隣校との統合に伴い3月に閉校することが決まっていて、最後の卒業証書作りとなった。
 和紙の卒業証書作りは同校の伝統行事で、町が紙幣の原料となるミツマタの産地だったことなどから、1987年度に始まった。和紙職人宮本重男さん(79)=身延町寺沢=の指導の下、児童が手すきで作業している。
 同日は児童14人が参加。児童は、地域のボランティアが南部町万沢で採取し、5年生のときに自分たちで皮をむいて1年間保存したミツマタを使い、宮本さんの指導を受けながら、釜で煮て木の棒でたたいてほぐした後、水で溶かし木製の枠ですき上げた。中央には校章の透かしも入れた。
 和紙は天日干しした後、氏名や生年月日などを書き入れ、卒業式で児童に手渡される。学級会長の望月志龍さんは「ドロドロした液が紙の形になっていくことが印象的だった。町の誇るミツマタについて学ぶ機会にもなるので、閉校して(栄小と統合して)南部小になった後も、行事を残してもらいたい」と話した。


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