ページ内を移動するためのリンクです

「7c|seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)」(南都留郡富士河口湖町)

富士北麓地域初のワイナリーが河口湖に誕生

7cwinery_01.jpg

2022年夏に設立した 「7c | seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)」は、富士北麓地域にあり、山梨県のなかでも観光地として知られる富士河口湖町のワイナリーとして誕生しました。ワイナリー名の seven cedars は、古くからこの土地を守ってきた河口浅間神社(865年奉斎)の7本杉= seven cedars に由来し、この土地で生まれ、育っていくワイナリーを温かく見守ってほしい、そんな思いを込めて命名されました。

7cwinery_02.jpg

「7c | seven cedars winery (セブンシダーズワイナリー)」の設立に向けて準備していくと、ぶどう畑やワイナリーを開くための土地探し、耕作放棄地とはいえ、開墾が難しい田んぼの跡地からのぶどう畑転換など簡単には進みませんでした。また、夏は涼しく、昼夜の気温差があり、好条件であれど、冬は氷点下10度を下回る日がある厳しい環境下でのぶどう栽培にはいくつもの不安がありました。こう話すのは、長年勝沼のワイナリーでワイン醸造に従事してきた 「7c | seven cedars winery (セブンシダーズワイナリー)」チーム統括の鷹野ひろ子さん。ワイナリーを立ち上げるかを迷っている中で、以前から繋がりの深かった勝沼を中心とするぶどう栽培者に相談すると、「ぶどうのことは心配しなくていいよ」と2つ返事で背中を押してくれました。ワインはつくり手である醸造家が注目されがちですが、根幹であるぶどう栽培者に光が当たるようなワインをつくっていこうとワイナリー立ち上げの覚悟が決まりました。

ぶどう栽培者に光を当てたワインづくり

7cwinery_03.jpg

醸造施設の扉を開けると、高い天井には一般的なワイナリーでは見慣れないクレーンが設置され、小ぶりのワインタンクが綺麗に置かれていました。これらは全て、 "ぶどう栽培者に光を当てたワインをつくる" という考えに基づき設計されています。その一つに、ぶどう果の取り扱いにはポンプ不使用でひっくり返す必要のないホッパーを使用したり、タンクをクレーンで吊って高低差をつけながら液を移動させたりと、ぶどう果や液移動にできるだけストレスがかからないシステムを採用しています。

7cwinery_04.jpg

5月にリリースされた甲州ワイン3種類は、それぞれ2人の栽培者のぶどうを使用した個性が溢れるワインになっています。「7c | seven cedars winery (セブンシダーズワイナリー)」ではぶどう栽培者ごとにタンクを分けて仕込みを行い、最後に似た特徴を持つ甲州種をブレンドすることで、ぶどうの個性が際立つワインに仕上がります。ワインの特徴が分かるように、ワインラベルの2トーン色の比率は真正面から見たとき栽培者の原料構成比率を表しており、ラベルの裏には QR コードが表記され、詳細な情報が見て取れるようになっています。

河口湖テロワールの礎をつくって

7cwinery_05.jpg

河口湖でワイナリーを立ち上げてもうすぐ1年が経ちます。ぶどう栽培者に光が当たるワインをつくっていくとともに、来年は耕作放棄地だった土地に植えたぶどうが初収穫を迎える予定です。これまでぶどう栽培が盛んではなかった地域で、この地だからできる風土の魅力が伝わるようなワインづくりをしていきます。良いぶどうがつくれることを証明できれば、富士北麓地域でぶどう畑やワイナリーをやってみようという方が増え、河口湖の産地化が進むと同時に放棄地活用のきっかけになります。また、飲み手の方々がより楽しく、ストーリーを感じながら飲んでいただけるよう日々情報を発信していきます。河口湖テロワールをつくっていくためには私たちは失敗できないですけどね。と鷹野さんの覚悟が伝わる中にも、これからの未知なる挑戦を楽しむ様子がうかががえました。
みなさんもぜひ、「7c | seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)」 のワインボトルを手に取り、ぶどう栽培者の"推し"を見つけてみてください。

Article written by VALEM co., ltd.

7c | seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)
山梨県南都留郡富士河口湖町河口513-5
※詳細は下記URLを参照してください。
https://www.7cwinery.com/
Instagram :7cwinery

関連記事

ページの終わりです