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北富士演習場で「火入れ」

北富士演習場で「火入れ」

 富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)と旧十一ケ村入会組合は4月14日、北富士演習場で恒例の野焼き「火入れ」を行った=写真。新型コロナウイルス感染症の5類移行で、6年ぶりに人数制限を設けずに開催した。
 富士吉田市、山中湖村、忍野村忍草地区の各入会組合関係者ら約2千人が参加した。市村ごとに演習場内3カ所に集まって火入れ宣言をした後、午前9時の花火の合図で一斉に点火。国有入会地の下草約1900ヘクタールを焼いた。
 北富士演習場での「火入れ」は、昭和40年代前半から続く恒例行事。入会住民が演習場内に持つ入会慣行を主張するとともに、下草を焼いて林産物などの育成や増産を図るのが目的となっている。

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