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英国バイヤー 笛吹訪問

英国バイヤー 笛吹訪問

桃、ブドウ農家視察、商談

 英国の青果物バイヤーが、笛吹市の桃やブドウ農家を訪れ、畑の視察や商談をした。英国では日本産の青果物の人気が高いといい、生産者や笛吹市は今回の訪問がさらなる輸出拡大につながることを期待している。
 ジェトロ山梨貿易情報センターと笛吹市が連携し、英国の高級百貨店やレストラン向けに日本産フルーツを販売しているバイヤーを招待。バイヤーは以前、笛吹市産の果物を英国で販売した際に反応が良かったといい、今回は高級百貨店での取引を念頭に生産者の思いやこだわりを直接聞こうと3月14日に訪れた。
 この日は、同市御坂町大野寺の「北浦ファーム」と同市一宮町末木の「マルサマルシェ合同会社」を訪問。畑で土作りや栽培方法などについて話を聞き、品質管理の方法なども確認した。山下政樹市長も参加し、峡東地域の果樹農業システムが世界農業遺産に認定されていることをPRした。
 バイヤーは「土壌のケアや糖度を上げる工夫など、西洋とは異なる栽培方法で大切に育てられていることが分かった。実際に生産者と話して得た貴重な情報を持ち帰り、笛吹市の果物を国際的に広げていきたい」と感想。山下市長は「市の果物を高く評価してもらえた。農家やJA、市で協力し、海外に輸出できる体制づくりにつなげたい」と話した。

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